現在フランスで繰り広げられている「黄色ベスト運動」。
実はこれ、増税やマクロン政権への不満と同時に、
市民主導の国民投票（RIC）を訴えるものでもあります。
RICとは：
市民のイニシアティブによる国民投票（Référendum d’Initiative Citoyenne）の略称です。
つまり、フランス人は本当の民主主義を求めているのです。
政治家とは、元来“国民に仕えるもの”であるべきです。
そうではないと、民主主義と言えません。
ここに根本的な理解不足があるように思います。
ネットでは10年程前から、フランス人たちはこの本当の民主主義を求め始めました。
ちなみに、スイス（や少しイタリア）ではすでに存在しています。
羨ましいですね。
この市民のイニシアティブによる国民投票 (RIC)を強く唱えている
フランス人の一人にEtienne Chouardという教授がいます。
(RIC)/(RIP：Référendum d’Initiative Populaire) についてもっと知りたい人は
彼の名前をYoutubeで検索するか、または彼のホーム・ページをご覧ください。
（サイトはこちら）
現在のフランス共和国にとって、このRICは歓迎されないため、
RICの必要性を訴える人々はネガティブキャンペーンにより批判されてしまいます。
ですので、（当然）Etienne Chouardも現在政府系のメディアからは批判されているわけです。
RICが法律的に認められたら、（＝つまりフランスは本当の民主主義になれたら）
本当のフランスは復活できますので、期待しています。
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