Bonjour そのこです!
暖かい日が増えてきましたね。お出かけするのも良い季節!
私は先日、上野恩賜公園内、東京都美術館で開催されている「エゴン・シーレ展」に行ってきました。
エゴン・シーレは、グスタフ・クリムトに弟子入りを志願し可愛がられたというウィーンの画家です。
今回の展示はエゴン・シーレの他にも、
ウィーンのレオポルド美術館所蔵の作品を中心とした19世紀末の画家の作品を観ることができます。
19世紀末のウィーン。
クリムトを中心に、新進芸術家グループ 「ウィーン分離派」が結成されました。
クリムトは「フランス印象派」の影響を受けながら、ウィーン分離派の運動をしていったようです。
フランス印象派は、19世紀後半にパリの芸術家グループが立ち上げた新しい芸術運動です。
印象派は、現代の日本でもとてもファンが多いですが、印象派と同時期のヨーロッパ諸国への影響も大きかったのでしょうね。
クリムトにはめずらしい風景画「シェーンブルン庭園風景」という作品がありましたが、印象派のモネを思わせ、しばらく見入ってしまいました。
この「シェーンブルン庭園風景」の他に私が気になった作品は、ウィーン分離派のひとり、カール・モルという画家の版画です。
木彫りの作品だったからか、緻密なのですがつめたい雰囲気ではなく、ちょっと日本を思わせるいい雰囲気の作品でした。
エゴン・シーレの作品はものすごく力強く、今の私には強烈すぎましたが、
彼は28歳でこの世を去っているので、もしもっと長い人生だったらどんな作品を描いたのかなと思ったりもしました。
画家も時代により作風が変わりますよね。
また、それを鑑賞する後世の人々もその時々で同じ画家の違う作品に魅了されることもあるのは面白いことだなと感じました。
20代の頃、クリムトの代表的な作品がとても好きだったなと懐かしく思いながら・・・
最近の美術展は、撮影可能なコーナーがあることもありますね。
第14章からなるこちらの展覧会も、「エゴン・シーレ 風景画」の章のみ撮影が可能でした。
「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」は4/9まで開催しています。
公式サイトはこちらより
桜の時期に鑑賞しに行ってみてはいかがでしょうか。
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