Bonjour そのこです!
先日「パリ・オペラ座 響き合う芸術の殿堂」を観てきました。
当校の玄関にもポスターが貼ってありますね。
この展覧会は、17世紀から現在までのパリ・オペラ座の歴史を辿り、諸芸術との多様なつながりや魅力を紹介しています。
展示場の入口で迎えてくれるのは、ラウル・デュフィ(Raoul Dufy)の色彩豊かな「パリ」。
屏風になっているこの作品は、箱根のポーラ美術館でも観たことがありましたが、
パリの街が描かれているので・・・そうです、オペラ座もしっかり描かれていました。
その先は、時代別に6つに分かれて展示されています。
初めは、オペラ座(ガルニエ宮 Palais Garnier)の建設のところから。
フランスの建築家シャルル・ガルニエ(Charles Garnier)が書いた立面図や断面図もありますし、
また、建設現場を描いた様々な画家の作品もありました。
シャルル・ガルニエの肖像画もありましたよ!
17世紀・18世紀のコーナーは舞台美術のデザインが多くありました。
美しく描かれた画を見て、ここから形になっていくのだよな・・と興味深く観ることが出来ました。
衣装デザインもあれば、衣装そのものもあり、踊り子たちを描いたものもあれば、舞台裏の様子を描いた作品もあります。
19世紀になると写真やリトグラフの作品があったり、
そして20世紀に入ると、高田賢三・森英恵・藤田嗣治などパリで活躍した日本人の作品も出てきて、
時代の変化を感じながら観ていくのも面白いと思います。
作品数約250点!色々な角度から観ることができる展覧会です。
私も気が付いたら2時間半経っていました。
いちばん印象に残ったのは、マルク・シャガール(Marc Chagall)
の「ガルニエ宮の天井画のための最終習作」。
昔、この天井画をパリで観て感激したことを思い出しました。
これは↓その時のアルバムです。
天井画はポストカードですね。当時、自分ではうまく撮れなかったのかな?
「パリ・オペラ座 響き合う芸術の殿堂」はアーティゾン美術館で来年2月5日まで開催しています。
公式サイト → こちら
是非、お出かけくださいね!
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