Bonjour そのこです!
今日はフランス在住の日本の方の本をご紹介いたします。
『パリジェンヌにはなったけれど・・・フランスの愛すべきビックリなお話 97』
著者は、とのまりこさんです。
この本は図書館で見つけました。
以前友達からこの方のブログのことを教えてもらい時々読んでいたので借りてみました。
食生活のこと、バカンスのこと、おしゃれや恋愛のこと・・・
フランスでは当たり前だけれど、日本人には驚くことが書かれています。
わたしはフランスで生活したことはないので知らないことも色々ありました。
特に興味深かったのは、『フランス 子育て&教育』。
入学や卒業式、始業や終業式がないことや、落第がマイナスイメージではなくわりと肯定的なこと
(無理に年齢に合わせて学年を進めていくよりも、
子どもに負担がないように、その子の成長に合わせた進め方を、という考え方なのだそう)などを知り、なるほど~と思いました。
イラストがいっぱいでとても読みやすい本ですよ!
パリの中心エリア6箇所の写真のページもあるのですが、
『東京でいえば○○』と場所の名前が書いてあり、その場所の雰囲気の参考になると思います。
あとがきに書かれていたことがとても印象的でした。
よく「パリは住みやすい?」という質問をされますが、ずばり一言で答えたら「住みにくい」!
便利でサービス大国でおもてなしの国日本と比べたら、不便で腹がたってしまうことだらけ。
でも時間とゆとり以外は手に入る日本の「便利な住みやすさ」と、
不便で不親切だけど日本にはない「時間とゆとりのある暮らし」。
それぞれの良さも悪さも分かるようになってくると、何をもって「住みやすい」というのか分からなくなってくるのです。
国が違えば、当たり前も変わってきますね。
あっという間に読んでしまいましたが、読み終わった後そうなんだぁと思うだけではなく、
わたしの日常を色々考えるいい機会になりました。
・・・というのも、最近自分と息子の性格の違いについてよく考えているのです。
自分の中では当たり前になっていることも息子にとっては当たり前じゃないかもしれないですよね、
息子は日本人ですが。
国というより人それぞれで、どんな人が多くてどのように育ってきているかですかねぇ・・・
フランスで生活する予定がなくても、是非読んでみてくださいね。
フランスとは、フランス人とは、を楽しく知れますよ!
そして、自分の日常を振り返るいい機会になるかもしれません。
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