Bonjour c’est Fred,
12/17の土曜日に、フランスの時事問題についてcafé samediという当校の生徒さんの集まりで話しをします。
日本語やフランス語のヴァージョンがありますので、是非来て下さいね。
(日本語の回を増やしました。残り席については・・・スタッフに確認してください!)
今日はブログでは、そんなフランスの時事問題に深く関わるメディアについて少し。
まず、この図を見てみましょう:
図を詳しくご覧になる場合はこちらより
Le Monde diplomatique というオフィシャルなメディアは、フランスのオフィシャルなメディアが誰の物かを描いています。
(この情報は隠れていないので、誰でも探せば分かる内容です)
これをみると分かるように、だいたいは銀行や武器を作る大企業、そして外国人や政府のものなどです。
政府、銀行、武器の大企業、外国人は自分の持っているメディアで自分にとってはまずいことを書くと思いますか???
またはどうして大企業や銀行などはメディアを持ちたいのでしょうか??
次の質問:
フランスの政府は、オフィシャルなメディアつまり自分のメディアだけではなく、
銀行や武器の大企業が所有のメディア、外国人の持っているフランスのメディアにも毎年お金を支援しています。
これらのお金はもちろん、フランスの国民の税金から来ています。
このお金は”aide à la presse”=“メディア助け”とよばれているようです:
画像を詳しくご覧になる場合はこちらより
この中のうち、テレビの番組表を紹介する雑誌を発行しているメディア3社は5億~10億円(大体の計算です)ももらっています!
どうして、政府はこれらのメディアをそこまで助ける必要があるのでしょうか???
(これらのメディアの多くは、あまり売り上げがよくないはずなのに、大企業などがそれらを所有する理由は何なのでしょう。。。)
これらの理由を是非考えてみて下さい。
一方オフィシャルではない、つまり政府のメディアでもない、武器を作る大企業のメディアでもない、
銀行のメディアでもない、外国人のメディアでもないメディアはネット上たくさんあります。
彼らこそ、フリージャーナリスト、フリーメディアです。
フランスの時事問題を正しく理解するために、フリーメディアも見ておいた方がいいのではないでしょうか?
私は10年以上前からこれらを比べてきたのですが、ネット上で見ているメディアの方が圧倒的に信頼感があり、
発信している事を自分の目で確かめることができます。
日本はどうですか?
♪ブログはtwitterでもフォロー中!毎日フランス語つぶやいてます♪
ブログのTOPはこちら
ブログ