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フランスの庭 

Bonjour そのこです。

11月に入りましたが気温の高い日々が続いていますね。
町の樹々の紅葉も遅くなっているみたいです。
10月末に神宮外苑のいちょう並木を通る機会がありましたが、葉はまだかなり青かったです。


私は植物のことは詳しくはないですが、紅葉を見たり花を愛でることは好きです。

植物と言えば私の父・・・とにかく植物が好きで仕事も植物の本の編集をしていました。
実家には父が関わった本や雑誌、勤めていた出版社のものやそれ以外にも植物関係の書籍が大量にあります。
その中に数冊だけ洋書がありまして、フランス語で書かれた本を1冊見つけました。

「JARDINS D’ÉCRIVAINS」

jardin は【庭】、écrivain は【作家】です。
様々な著名人の庭にまつわることが書かれた本です。

Cicéron から始まるのですが、
それは、かなりの庭好きだった紀元前の政治家/文筆家の Cicéron(キケロ)が
villas(別荘)について兄弟にあてた手紙でした。

17世紀の詩人 Jean de la Fontaine (ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ) のページでは、
生家、Château-Thierry(シャトーティエリー)と「Un amateur du jardinage, …(園芸愛好家…)」から始まる寓話が載っていました。

他にも、
Jean-Jacques Rousseau (ジャン=ジャック・ルソー)
Balzac (バルザック)
Victor Hugo (ヴィクトル・ユーゴー)
Alexandre Dumas (アレクサンドル・デュマ)
Jean Cocteau (ジャン・コクトー)
昆虫記のJean-Henri Fabre (ジャン・アンリ・ファーブル )
などなど・・・とても見応えのある本です。

フランスで庭と言えば、Claude Monet(クロード・モネ)!
Giverny(ジヴェルニー)のモネの家の庭は有名ですね。

私がモネの庭を訪れたのは25年以上前ですが、その時にこちらの日本語版の本を父へのお土産にしました。
(ブログを書き始めてそのことを思い出し探したら父の書庫で見つけました。洋書の並びにありました。)


現在、上野の森美術館では「連作の情景」というモネの絵画展が開催されています。
サイトはこちらより

私も観に行きたいなと思っています~
来年1/28までです!

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DATE : 2023.11.07