Bonjour そのこです!
今日は『フランスの配色』という本をご紹介いたします。
パラパラとめくるだけでも楽しいこの本は、
フランスの歴史、風土、ファッション、デザイン、映画、絵画、工芸、生活用品などなど・・・で
表現されてきた様々な配色が、「色相別」「歴史別」「テーマ別」に載っている本です。
色は組み合わせによって本当に印象が変わりますよね。
心に与える影響も変わってきたり、不思議な力があります!
こちらは、フランスの中学生の国語の教科書だそうです。
見入ってしまう素敵な色合いですね。
中学生の頃、絵の具のマゼンタがとても好きでした。
それまで聞いたことのなかった色、マゼンタ!
初めに「西洋の色彩観」というページがあるのですが、
そこにはゲーテの色彩論で述べられていることが書かれています。
「色彩にはふたつの側面、プラス+マイナス-の色がありその対立関係の中で調和が決定し、
プラスの色には黄、光、明、暖 マイナスの色には、青、影、暗、寒などがある。」
そしてゲーテによると、フランス人は「プラスの色が好き」だそうです。
わたしは、幼い頃から色の組み合わせに興味がありました。
短大でファッションの勉強をしている時に色彩学という授業があり楽しかったのを覚えています。
その授業で習い、クラスメイト達みんなが気に入ったからだったと思いますが、
作品展のテーマをダルトーンというカラーにして、クラス全員がダルトーンの生地で洋服を作りました。
ダルトーンは中間色で、少しグレイがかった穏やかな色味です。
作品はグラデーションになるように展示して、とても綺麗だったことをよく覚えています。
トーンを合わせたので、様々なデザインの服があっても一体感が出たのだと思います。
毎日見ている「色」ですが、見慣れてしまうとその影響も感じられなくなってしまいますね。
改めて身近な色の組み合わせに注目してみて下さい。
さてさて、こちらはフランスの紋章。
どれもフランスらしく、そしてオリジナリティがありますね。
フランスに行かれたら、フランスらしい色彩をいっぱい見つけて楽しんでくださいね!
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