今日は、私が留学をしていた街、リールをご紹介します。
リールはフランスの首都パリをはじめ、ブリュッセル、ロンドン、アムステルダムなど
近隣国の首都へのアクセスが非常に良いです。
フランス国鉄(SNCF)の運行するTGVが通る駅が2つあります。
(リール・フランドル駅:Gare de Lille-Flandresとリール・ヨーロッパ駅:Gare de Lille-Europeです。)
パリ・リール間を結ぶTGVは、所要時間は1時間弱となっていて、日帰りでパリへ訪れることもできます。

またユーロスターが通る事でも知られています。そして空港もあります。
地理的には、フランスの北部に位置し、パリよりも北側にあります。
北海道よりも高い緯度に位置していますが、イギリス海峡を流れる海流の影響により、雪の日は少なくなっています。
しかし雪の日が少ないといっても、冬が長くさらに晴れの日が少ないので、日本に比べて冬が長く感じました。
私がリールに滞在していた年は、降雪があったのは計2日ほどだったと思います。
その日は、リールでの初雪にはしゃいで、友達とカフェに行ったことを覚えています。
リールでは毎年9月にヨーロッパ最大級の蚤の市と呼ばれる「ブラデリー(Braderie de Lille)」が催されます。
骨董品や食器、家具、古着など、様々なアンティークが道路に並べられ、人々で賑わっていました。
この二日間は、一般道路も歩行者天国となり、町全体が人であふれかえります。
また、このイベントではリールの郷土料理「ムールフリット」を食べることを目的に来る人々も少なくありません。
数トンにもなる貝の殻はイベントの名物ともなっているともいえます。

ほかにも、観覧車が目玉のクリスマスマーケットや、
新鮮な野菜や果実が安く手に入るワザム中央市場(Marché de Wazemmes)があったり、
学生の街としても知られています。

このようにリールは、パリから鉄道で1時間弱という交通の便に優れていながら、
地元の人々の落ち着いた生活も感じられるような魅力的な街です。
パリへ行った際などには、是非リールへ寄ってみて下さい!
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