先日フランス映画を観て来ました。
フランソワ・オゾン監督の 危険なプロット です。
フランソワ・オゾン監督は、私が好きなフランス映画の監督のうちの一人です。
フランス映画も最近は、
ハリウッド映画のように”分かりやすい筋書き”が増えてきて、
楽しめる範囲が広がったと思える一方で、フランス映画らしい作品が減ってきて(というかあまり日本では上映されていないだけ?!)残念な思いもありますが、
オゾン氏の映画はいわゆる”フランス映画寄り”の作品が多いのではないでしょうか。
前回観た彼の作品は空飛ぶ赤ちゃんが主人公のものでしたが、今回は、もう少し現実的な設定です。
とは言え、内容は、主人公が書く宿題の作文。
映画が進んでいくうちに、果たしてこれは現実なのか?それとも作文中の想像上のことなのか・・・
人間の弱みというか心理をうまく利用して物語は進んでいき、
最後まで、結局何が現実なのかを考えてしまうお話しでした。
フランス語のタイトルは ”Dans la maison”
台詞の中にも度々この言葉が登場します。
映画のフランス語はフランス人が話す日常会話ですから、
早口で、よっぽどの上級者でないと全てを理解するのは難しいですが、
時々聞き取れる単語があったり、よく使われる言い回しがあると聞き取れて嬉しいですね。
また、主人公が”イケメン”なのも話題のひとつですよ!
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東京都渋谷区恵比寿
ア・ラ・フランセーズ フランス語学校