Bonjour c’est Fred,
プーチン大統領のおかげで、最近とても興味深い本を見つけました。
今日はそれを皆さんにおすすめしようと思います。
フランスやアメリカメディアの数々の記事によれば、
プーチン大統領は2014年にロシアのトップクラスの官僚などに3冊の本をプレゼントしました。
それについて触れているいくつかのソースはこちらです。
(フランス語記事と英語記事)
この中のうちの一冊を、私は先日読み終えました。
タイトルはLa justification du Bien de Vladimir Soloviev。
英語で“The Justification of the Good”、日本語で“善の基礎づけ”。
しかし残念なことに日本語訳は無いようですので、英語かフランス語でトライしてみて下さい!
著者はソロヴィヨフです。Wikiはこちら
Photoはwikiより
私には、この内容を短くまとめることなど到底出来ませんし、
まとめてしまうことで良さが伝わらないと思うので、何よりもったいない事です!読んで頂くのが一番でしょう。
それでは、ここでフランスとロシアとの関係などを少し話してみましょう。
現在、フランス大統領の支持率はたったの4%、一方プーチンは85%です。
この数字を見る限り、民主主義はどっちでしょうか?
(ルモンドの記事はこちら)
フランスとロシアには共通点もあれば、異なる点もあります。
フランスは長い間、ロシアにとって良いお手本だった時代もあったのですが、
しかし今はロシアの方が圧倒的に優れているといえる点も多いのではないでしょうか?
共通点は両国とも本来キリスト教という点です。違うキリスト教ですが、基本的には同じです。
そして、両国とも革命=イデオロギーに壊されてしまいました。
しかしポイントは、プーチン氏のロシアはイデオロギー(革命の考え)から出られたことです。
伝統に戻って、ロシアを復活させました。フランス人として、うらやましい限りです。
このお話を始めるとかなり長くなりそうですので、
この革命=イデオロギーがどう影響しているのかというのは次回お話することにしましょう。
まずは、このおすすめの本が何を伝えようとしているのか、是非読んでみてもらいたいです。
みなさん、今年のクリスマスプレゼントとして自分にこの本をプレゼントして下さい!
私にとっては宝物となった一冊です。
そして、今の世の中に照らし合わせて考えてみて下さい。(続く)
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