普段、日本ではあまり食べたいとは思わないのですが、フランスに行くと無性に食べたくなるものがあります。
そのひとつがムール貝のワイン蒸しです。
ムール貝は私が留学していた北部の町リールの名物料理でもありました。
前にブログでもご紹介しましたが、
リールで行われるヨーロッパ最大の蚤の市の期間はムール貝を食べるのが習わしで、
各レストランの外にはムール貝の殻が人の背の高さほどに盛られ、それを見るのも蚤の市の楽しみのひとつになっています。
前回のフランス旅行中、ソンム県の小さな海辺の町Crotoyを訪れたときに
レストランでこのムール貝のワイン蒸しを前菜にいただきました。
とてもおいしくて、また一緒にいたフランス人の友人はムール貝が好きではなかったらしいのですが
ここでムール貝を食べて考えが変わり、おいしいと言って、二人して手が止まりませんでした。
帰り際、シェフにムール貝がとてもおいしかったことを伝えるとなんとレシピを教えてくれました
今までレストランでおいしいと伝えたことは何度もありましたが、
レシピを教えてもらったのは初めてでした。
先日ふとムール貝が食べたくなり、このレシピのことを思い出しました。
みなさんにもご紹介しますね!
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6人分:
◆材料◆
ムール貝 6リットル
無塩バター 50g
玉ねぎ 3個
エシャロット 3個
ブーケ・ガルニ(パセリ、タイム、ローリエ)
生クリーム 80cl
白ワイン 40cl
アルコールビネガー 15cl
塩、胡椒、パセリ
◆作り方◆
1)たっぷりの水でムール貝を洗い、筋をひっぱって取り除く。
殻が割れているもの、既に開いているものを取り除く。
2)バターを溶かして、みじん切りにした玉ねぎとエシャロットを茶色くならない程度に炒める。
塩適量と生クリーム40clを加え、沸騰させ、時々よく混ぜながら
残りの生クリーム、ブーケ・ガルニを加え、沸騰させてよく混ぜる。
3)白ワインとビネガーを加え、再び沸騰させて、塩・胡椒で味付けをする。
4)ムール貝を入れ、5分間蓋をして火を通す。
5)ちょうどよく開いたムール貝とスープをお皿に盛って、パセリを散らして、でき上がり!
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意外と(?)簡単なんですね!
フランス人の友人も絶賛したムール貝、みなさんもぜひ作ってみてください♪
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