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ヨックモック美術館へ

Bonjour りょうこです。

先日、気になっていたヨックモック美術館に行って参りました。

有名なお菓子メーカー『ヨックモック』が
30年以上かけて集めた500点ほどのピカソのセラミック(陶器céramique)作品を中心に展示されている、
2年前に南青山に開館した小さな美術館です。

9月下旬までは「地中海人ピカソー神話的世界に遊ぶ」展が開催されています。
ピカソというと “陶器”の認知度は低いように思いますが、ここに焦点を絞っているのは珍しいですね。

その生涯を通して、様々な影響を受けながら異なる作風の作品を残したピカソですが、
晩年のピカソは南仏で過ごし、多くの陶器作品を残したそうです。
”地中海的”とも言えるギリシャ神話の様々なモチーフが登場します。

さて、こちらのヨックモック美術館、私はこの建物にも興味がありました。

ブルーの屋根瓦とクリーム色の壁のコントラストがとても美しいです。
日本家屋っぽさもありながら、地中海的な設えも素敵でした。

最初に地下の展示で感じた印象と、後半の2階で過ごす印象は全く異なります。


セラミック、地中海、というキーワードはこんなところにも取り込まれているのかな・・・

是非、お天気の良い日に行ってみてください!

ところで皆さんは“メセナ”という言葉を聞いたことがありますか?
mécénat → フランス語なんですよ。(さらに先へ辿るとラテン語の名前が起源です)

企業が資金的なサポートをして、主に芸術などの文化活動を支援することです。
まさにこのヨックモック美術館はそんなmécénatの活動のひとつです。

さて美術館のお話に戻りますが、
こちらにはカフェが併設されています。


展示を観た後にヌガーをアレンジしたお菓子を頂きました♪
ヌガーはフランスの南の地方のお菓子。今回のテーマとも繋がりますね。


とても素敵な空間でした!

カフェのみの利用もできるようですので、お近くにいらした際にはちょっと休憩に・・・
というのにもゆっくりできると思います。

教室の玄関にこちらの美術館の紹介を置いていますので、興味がある方は是非ご覧ください。

ヨックモック美術館 サイトはこちら

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DATE : 2022.07.30