Bonjour, c’est Fred,
ローマ法王(フランス語でLe pape)が今週末に来日します。
私は、これまでブログやtwitterで
フランスの文化の主な柱であるキリスト教のいくつかの場面を紹介してきましたが、
ローマ法王について触れたことがありませんでした。
理由は、1960年代からカトリック教会の中に起きた変化について、
世界には反対する人達がたくさんいるからです。
そして特に、現在のローマ法王のことを認めない人が多いことも事実です。
(フランス語の関連記事はこちら)
理由は色々あるようです。
フランス語では、世界(世の中)をle “monde”。
この単語の順を換えると “demon”(悪魔)。
つまり“monde”の単語は偶然作られたのではなく、ある意味が隠されていることになります。
大昔から、教会は世の中に合わせるのではなく、
世の中こそが教会に合わせなければいけないという考えがありました。
現在のローマ法王は、政治家たちと様々な社会問題について全く同じ意見を持ち、
すなわちそれは世の中の意見と変わらないことを意味しています。
教会の役割の一つは、いくら権力者は権力を持っていても、いくら何かが流行っていても、
教会としての善悪の価値観などを訴えつづけることです。
それが1960年代から大きく変わってしまったのです。
カトリックの信仰に興味がある場合、戦前の多くの聖人による著書を読むことをお勧めします。
フランス人の聖人が多いのでフランス語の勉強にもなりますね!
一石二鳥!
(フランス語で同じ意味のことわざで:Une pierre, deux coups !)
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