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在仏画家のエキシビション

Bonjour そのこです。

いい季節になりましたね。


わたしの家の周りには、ツツジがいっぱい!
今年は例年よりゆっくり木々や花々を眺めていることに気が付きます。


本物の花はもちろん美しいのですが、こちらの画を観たときも「うわぁ・・きれい・・」と思わず声が出るほど感動しました。
写真でこれほど感動するのだから、実物を観たい~!と思っているのですが、こちらの作品のエキシビションも今はオンラインです。

サイトはこちらより

フランス在住の画家、田中麻記子さんのエキシビション、「Organdy Breath Girls」
鮮やかな花々に本当に癒されます・・・

写真はご本人の了承を得て彼女のインスタグラムからお借りしました。
インスタグラムでは、作品ができていく様子も見られますよ!!

その中に、額装するときのマット紙について面白いことが書いてありました。
『マットの仏語はpasse-partout ないしMarie-Elaine マリ=エレーヌが考案したの?』

ということで、マット passe-partout を調べてみると、Marie-louise というのも出てきました。
ガラスのないフレームに使われるマットが Marie-louise のようなのですが、語源はよく分からず、、、他の名前も使われるようでした。
それで Marie-Elaine なのかな?

日本では規格サイズの額縁にマットをはめ込むという額装が多いのですが、
フランスは作品を元に、マット紙と額縁(cadre)のサイズを決めていき、
額装(Encadrement)をしていくそうですので、マット紙も種類が豊富。
それで色々な名前が出てきたのかもしれませんね。

調べていると passe-partout がとても重要ということが分かりました。
そして Encadrement 自体がとても奥深く、興味を持ちました。

麻記子さんの前回の作品。側面だけ色が付いている cadre!
そして、マットの厚みの部分にも色が!ステキですね~




そして次の写真は、20年近く前の彼女の作品。
こちらは当時わたしが画材店で額縁とマットを自分で選び、お店で額装をしてもらいました。
確かに規格サイズの額縁を選び、それに合わせマットの色だけを決めました。
マットの色をものすごく迷ったことは、とても鮮明に覚えています。

この額装も気に入っていますが、いつか改めてEncadrement するのもいいなぁと思いつつ、また作品を眺めています。

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DATE : 2020.04.30