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映画「ブルゴーニュで会いましょう ~ Premiers Crus」

Bonjour ! こんにちは!ゆみこです。

先日、とてもラッキーなことに、映画「ブルゴーニュで会いましょう」の試写会へ行く機会がありました♪
こちらの映画は11月19日(土)より全国ロードショーとなります!
(詳しくはオフィシャルサイトで ➡ http://bourgogne-movie.com/ )

フランス語学校、ブルゴーニュで会いましょう
ブルゴーニュと言えば、フランスワインの名産地。ボルドーと同じくらい日本では有名ですね。
ちなみに、仏題の”Premiers Crus”ですが、これはワイン畑の格付けのことで、
日本語訳は”1級畑”。このうえにはさらに”Grands Crus(特級畑)”があります。

もうなんとなくお気づきの方もいらっしゃるでしょう。
こちらの映画は、そう、この”ワイン”を中心に織りなす家族の物語。

主人公はパリで著名なワイン評論家となったシャルリ。
15年前に故郷ブルゴーニュを離れ、ワイナリーを経営する家族とは以降、疎遠になっていました。
その200年以上にわたって代々受け継がれてきたブルゴーニュのワイナリーが経営不振で買収寸前となります。
(なぜか買い手として名乗りを挙げる一人は日本の銀行…)
それを聞いた彼は一大決心をし、ワイナリーを再建しようと試みます…!

これがintroduction。

私は評論家じゃないので、俳優の演技などについてはうまく伝えられませんが、
映画の背景となるブルゴーニュ地方の風景は、息をのむほどに美しかったです。
四季折々のブドウ畑、そのうえにはどこまでも広がる空、ルネッサンス時代や中世から残る数多くの城。
うだるように暑くごみごみした東京を抜け出し、フランスの豊かな自然と歴史を楽しむことができました。

フランス語学校、ブルゴーニュで会いましょう
(映画の舞台のひとつ “クロ・ド・ヴージョ城” Château du Clos de Vougeot)

また、ストーリーも素晴らしい。家族の存在の尊さ、一つの目標に向かって歩む姿勢、
そしてワインに対するフランス人の底力を感じます。引き継がれるものは
ブドウ畑だけではなく、それを育て素晴らしいワインを作り上げることに対する家族全員の情熱もあるのだということを知りました。

現代社会で私たちが失いつつある大切なものがこの映画にはギュッと詰まっています。
鑑賞後はワインを友人や家族と温かな雰囲気の中で飲みたくなりましたよ!
もちろん、作り手の方たちの努力や自然を想いながら。

今こうして映画のことを考えてみても、ブルゴーニュのブドウ畑を走り抜ける風を感じます。
自然と人間の共同作品って、過程も完成形も含めて、どの世界でもいつの時代でもよいものですね!

みなさんもこの秋、是非この映画をご覧ください。
きっと何か、みなさんの心を動かすものをこの映画はもたらしてくれるはずです。

それでは、à la prochaine !


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DATE : 2016.09.06