こんにちは。Bonjour !
ゆみこです。
夏ですね!
日本は毎年の酷暑が続きますが、フランスも今年は大変な暑さです。
2003年のヨーロッパ熱波でも大きな被害を受けたフランスですが、
2019年も同様に、40度を超す日が続きました。
まるで中東のよう…。
(パリのシャイヨー宮とエッフェル塔の間にある噴水で水浴びをする人たち)
※写真はouest-franceより拝借
フランス語で「猛暑」を指す言葉は「canicule(カニュキュール)」といいます。
ラテン語の「canicula=シリウス星」から生まれた言葉だそうです。
さて日本では、エアコンがどこにでもありますので、
自宅でも外出先でも涼む場所はあちらこちらにありますが、
フランスには、デパートや美術館などの特別な場所以外でエアコンが設置されていることはほとんどありません。
つまり、逃げ場所がない!
そのため、各自ができる範囲で様々な工夫をしているようです。
例えば、壁に穴を開けたり、エアコンの室外機を設置できないパリのアパルトマンでは、
扇風機の前に凍らせた水の入ったペットボトルを置いたり、
金銭的に余裕があれば、動かせるエアコンなるもの(climatiseur mobileという)を購入することもあるようです。
窓を開け、そこに大きなチューブを出し、部屋の空気を冷たくするという方法。
(これが動くエアコン!)
しかし、せっかくの冷たい空気も、
外から入ってくる熱気のせいで、部屋の中は十分に冷えないようです…。
そんなこんなで、結局多くの人が実践していることは(政府も推奨している)、
夜間の涼しいうちに窓を開けて空気の入れ替えをし、太陽が出始めたら窓も雨戸も閉め切り、
その空気を逃がさないようにするというやり方。
湿度の低いフランスでしたら、普段の夏であればなんとかそれで過ごすことはできるのでしょう!
でも、この6・7月にやってきたカニキュールに対し、これでは対応できなかったに違いありません…。
心配ですね…。
皆さまだったら、どんな工夫をしてみますか?
フランスへ行かれる方も日本にいらっしゃる方も、どうぞ暑さにはくれぐれもお気をつけて!
それでは、à la prochaine!
ゆみこ
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