Bonjour! りょうこです。
先日、それはそれは久しぶりにコンサートに行って参りました。
中学・高校と吹奏楽部に所属していた以外は、特別に音楽に詳しいわけでもなく・・・
でも美しい音色を聴いているのは大好きです(^^)
昨年たまたまある機会に耳にした、響きのある美しい歌声に心を奪われてしまいまして!
このグループの活動を知るに至りました。
ヴォーカル・アンサンブル カペラ
VOCAL ENSEMBLE CAPPELLA → サイトはこちら
古楽に取り組む声楽家の方々によって20年以上前から、
中世のヨーロッパ(主にオランダ・ベルギーそしてフランスやイタリア)の音楽を中心に、
時代様式にふさわしいスタイルを追求しながら活動をされているそうです。
photoはHPより拝借
フランドル地方(現在のフランス北東部~ベルギー・オランダにかけて)で歌われていたとされるラテン語の発音(フランス語なまり!)を意識されていたりと、
”なんとマニアックなそして美しい世界があったのね”と思ったわけなのです。
様々なパートを受け持つ声だけで構成される音楽はポリフォニー(フランス語でPolyphonie)と呼ばれ、
西洋の教会で9世紀頃から始まり、ルネサンスの時代まで盛んに行われていたそうです。
↑ 左の男性は、そんなポリフォニースタイルを当時牽引していた、
北フランスで活躍したベルギー生まれのギヨーム・デュファイ(Guillaume du Fay)という音楽家です。
先日伺ったコンサートではイタリアのミサ曲が中心でしたが、
声のハーモニー・響きに、とにかくうっとりしてしまいました。
声は素晴らしい楽器ですね!他のものは必要ありません!!
そしてミサ曲ということで教会でコンサートが行われますので、神聖な気持ちにもなります。
中世好きのクラシックに詳しい生徒さんに聞いてみたら、さすがです!
こちらのグループのことをよくご存じでした。
他にも中世の音楽を再現しようと活動されているプロの方々が国内外にもたくさんいらっしゃることも教えて頂きました。
私もこれから時々コンサートなどをチェックしてみて、機会があれば行ってみたいと思います。
さて、今回このコンサートが行われた教会(東京カテドラル聖マリア大聖堂)の敷地にはフランス繋がりのものが2つあるんですよ。
ひとつは:
フランスの有名な巡礼地のひとつ、ルルドの洞窟が!
私は全然知らなかったのですが、同じような“ルルドの洞窟”を再現した場所は日本にもいくつかあるようです。
フランス本国のルルドに行った事がありませんが、こちらの洞窟はとても迫力があり同時に美しい。
もうひとつは:
キリスト教が解禁されて間もない1877年に、フランスから海を渡って運ばれてきた2つの鐘のうちの1つです。
戦争を乗り越え、1つは築地の教会に、もう一つはこの関口教会にあります。
こちらの音色も聞いてみたかった・・・
フランス繋がりを掘り下げていくときりがないのですが (^-^;
今年も楽しい発見がたくさん出来ると良いです!
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