Bonjour!ゆうこです。
仕事中フランス語の意味が分からない時、
講師に教えてもらう事がありますが、逆に講師から日本語の意味を聞かれる事もあります。
普段使っている日本語でも改めて説明しようとすると的確には答えられず、後から「ああ言えば良かった!」と思う事もしばしです。
また講師から、初めて知るフランス語の説明を聞いても、その言葉は日本語では一言で表せないなぁと思う事もあります。
思えば日本語でさえ、友人が方言で知らない単語を使った時、
「これは標準語には訳せない」と言われて、そのボキャブラリーの豊富さに羨ましさを感じた事もありました。
こんな風に普段何気なく使っていても、改めて考えると色々と発見のある、そんな言葉の奥深さを知る素敵な絵本をご紹介いたします。
「翻訳できない世界の言葉」(エラ・フランシス・サンダース著/創元社)
世界の言語から翻訳しづらい言葉を集めて一冊の絵本にしてあります。
日本語からは、”木漏れ日”や”積ん読”、 ”ぼけっと”が選ばれていました。
元は英語の本なので、英語に訳せないという事でしょうが、英語圏はぼけっとする文化(?)がないのでしょうか?
積読は先日ちょうどBBCニュースでも取り上げられていましたね。
また、フランス語からは feuillemorte が。
説明には、 枯れ葉のように色が薄れていく―― とあります。
なんとも詩的な表現ですね。
そういえば「Les Feuilles mortes」(枯葉)という有名なシャンソンもありました。
また日本には“朽葉色”という色名もありますね。
それにしてもノルウェー人はトナカイの歩く速度を肌感覚で知っているのでしょうか!!
スペイン語やポルトガル語は愛に関する言葉が多いのかなと思ったり・・・。
その国の自然や生活、価値観を単語を通じて想像する事が出来ます。
興味が湧いたら是非読んでみて下さい。
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