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音楽についてのお話

Bonjour c’est Fred,
 
先日、ピアノの先生をしている日本人の友達といろいろな話をする機会があり、 その中で音楽のとある話になりました。
私は、音楽とは、すべての人間そして宇宙の中にあるハーモニー(和)の一部を表す方法のうちの一つだと、 以前から直感的に思っていました。 (数学も同じです: 古代ギリシャ人の建築物、エジプトのピラミッド、キリスト教の教会なども数学にあるハーモニーの一部が表れていると言われています。)
 
 
 
古代ギリシャ人にとっては、子供の教育に欠かせない2つの科目は運動と音楽でした。  それらの科目は、その後に教育を受け入れる為の重要な構造作りに必要なもので、 きちんとした構造ができれば、そのあとは哲学などをそこにに入れていくのです。
 
でもそれを知った時に、私にはまだ疑問が残っていました:
 
音楽は感性を研ぎすませるという目標のためだけに、欠かせない科目になっていたのか?という疑問です。 このことを考えてみればみるうちに、やはり音楽(メロディ)の中のところどころにあるハーモニーを感じているということは、理性的に考えると、すでにそれらが“魂”の中にあるからこそ見分けられるのでないか・・・という風に考えるようになりました。 自分の中になければ、見分けられませんからね。
 
 
ですので、音楽という科目のおかげで、子供の脳の構造の丈夫な基礎を作られるという意味で、 古代ギリシャ人は子供に無意識にそういった教育をさせていたかもしれません。
 
 
私は友達にこんな質問をしました:
 
有名な作曲家の作品のうち、あなたの知らないものがあった場合、そのメロディを聴いて、そのメロディの中に間違いがあれば、あなたはそれを見極められることができるの?と。
 
すると友達は、大体分かるだろうというような答えをしました。
 
 
誰かに“ハーモニーとは何か”を教えられなくても、人はある程度それを感じることが出来ると思いますが、その感じ方には人によって差があると思います。
 
 
そういう話を友達にした時、彼女も音楽と数学には共通点があると教えてくれて、 それを証明している映像のリンクを教えてくれました。(すぐ下にあります) この内容をみて、音楽とは無縁だった私にとっては 自分の中で直感的に感じていたものがようやく繋がった!と感じ驚きました。
 
 
 
 
その友達によれば、バッハみたいな人は、音楽には数学のようなルール(公式)があって、それに基づいて楽曲を作っていると。 一方モーツアルトのような人は、そのルール(公式)を意識していなくても、それが自分の中に感性として備わっていて、そこから楽曲を作っている人もいるんだと。
 
要は両者のパターンは、同じルール(公式)が楽曲作りの基礎になっているということです。それをルールとして認識しているか、しないでも無意識に備わっているかということですね。
 
この話をきいて、私はなるほどな〜!と思いました。
 
 
現在は、テクノロジーのおかげで昔の人と異なり、長くそしてどこでもいつでも音楽を聴けます。 そこは私は個人的に、音楽にアディクト(依存症)になる危険もあるということを忘れてはいけないと思っています。
 
一方、ある人達は音楽の力をよくわかっていて、良くないメッセージを人々に無意識に伝える為に、そういったメッセージを、ファッションや曲などを発信する”ミュージシャン”や”アーティスト”と呼ばれる人達の中に紛れさせて、人々の洗脳に利用しているという話も聞いた事があります。。。私自身の目で見ても確信していることですが。。。
 
 
私は、戦後に出てきたほぼ裸同然で歌っているような下品な歌手の格好などを見て、 その人達を大スターとして崇めることに大きな疑問を持っています。 100年前だったら、みんな必ずそれが見分けられたと思いますが・・・ ロックンロール等など・・・誰が”本当の意味で”スポンサーをしてプロモートしようとしているかをつきとめれば、私が以前書いた記事にも繋がっていくことでしょう。
 


DATE : 2015.04.04