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こんにちは!アレックスです。
日本に来て3年間一度も帰国していなかったのですが、
ついに先月、フランスに3週間戻りました。
私はパリ出身ですが、
この3週間はフランスの南西のドルドーニュという地で過ごすことに決めました。
なぜかって?私はこの地方がとても好きですし、
私は大学在学中に7年間ボルドーに住んでいたからです。
それに加え、私の両親もその時、その地に滞在していたからです。
私はフランス料理がとても恋しかったです!
そのため、私はこの一時帰国を利用してチーズや郷土料理をたくさん食べました。
フランスには、種類が異なるチーズがどのくらいあるか皆さんはご存知ですか?
なんと300以上です!
カマンベール、ロックフォール、カンタルやコンテといったチーズはもっとも知られているものの一部にすぎないのです。
フランス料理について語る時、多くのフランス人たちはフォアグラ、鴨のコンフィならびフィレ肉といった料理に代表される南西地方の料理やボルドーやメドックのような世界中で知られている数々のこの地方の特級ワインのことを考えるのです。
とても近かったこともあり、滞在中ボルドーにも2、3回足をのばし、
友達と会ったり、観光を楽しみました。
生徒さんの中には既にご存知の方もいらっしゃるでしょうが、
ボルドーは2007年6月28日にユネスコの世界遺産に認定されました。
そこでは、数多くの歴史的建造物を訪れることができます。
最近、右岸と中心街を結ぶために新しい橋が建設されました。
話には聞いていたのですが、まだ自分自身の目では見たことがありませんでした。
この新しい橋は、ジャック・シャバン=デルマという政治家を記念し、
ジャック・シャバン=デルマ橋と敬意を込めて命名されました。
彼は、ボルドーの市長を約50年間務めただけでなく、
ジョルジュ・ポンピドゥー大統領の下で首相を務め、
また国民議会議長に3期選出されました。
現在、ペイ・ベルラン広場のボルドー市庁舎の向いには彼の像が立っています。
この新しい橋はとても美しく近代的でした。
この橋の特徴は、遊覧船を通過させるため昇降式になっているところです。
ボルドーは私が日本へ発った2010年以降、大きく変化していました。
街は数年前から始まった工事の最中にあり、市街地は、代わる代わる改築され、
さらに再建されています。トラムやバスの路線網や(パリでいうヴェリヴのような)自転車レンタルシステムのおかげで、ボルドー市内を簡単に移動できます。
あなたがもし歩くことが好きならば、ガロンヌ川沿いの通りをきっと気に入っていただけると思います。
ここは緑豊かな土手が数キロメートル続き、週末にはボルドーの人々で溢れています。そこでの景色はとてもすばらしいのです。
この3週間はあっという間で、フランスをこれほどまで恋しく思っていたことに、この時になって初めて気付きました。しかし今は既に日本が恋しくなっていて、逸る気持ちを抑え、空港で両親と別れ、飛行機に飛び乗ったのでした。
ただいま!
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ア・ラ・フランセーズ フランス語学校