Bonjour! ひろみです。
今日は私が大好きなフランスの音楽を紹介したいと思います。
1966年にフランス国営放送初のカラー番組のために作られた映画
「ANNA アンナ」のサントラです。
ゴダールの映画でお馴染みのアンナ・カリーナが歌い踊る、
カラフルでポップなミュージカル・コメディ。
映像もファッションも俳優たちもとにかく魅力的な映画で、
特にセルジュ・ゲンズブールが全編担当している音楽が素晴らしいです。
私が特に好きなのは、アンナ・カリーナの歌う
「Sous le soleil exactement 太陽の真下で」と
マリアンヌ・フェイスフルの歌う「Hier ou demain 昨日または明日」です。
「太陽の真下で」はフランスの語学学校に通っていたときに、
好きなフランス語の歌とその歌手について発表するという課題が出て、
迷わず選んだ歌でした。
力強さとアンニュイな感じが混じりあった、とっても素敵な歌です。
そして、映画のなかではワンシーンしか登場しませんが、
まるで妖精のようなかわいさに一瞬にして心を奪われてしまった
マリアンヌの歌う「昨日または明日」。
”昨日か明日だったら、いいわと答えたけど、今日はダメなの”と
ちょっとフクザツな女心(?)を表した歌詞もかわいいんです。
この歌は残念ながらサントラのCDには収録されていません・・・。
(その後、フランスで発売されたDVD&サントラがセットになったものに収録されていました。)
この映画を見たあとに、マリアンヌ・フェイスフルのファンになってしまい、
別の映画(「あの胸にもういちど」)をみて、さらに好きになってしまいました。
今でもずっと憧れの人です。
フランスに興味をもって、フランス語を勉強し始めて、
そして、そこから、心から好きと思えるものに出会えたとき、
フランスを好きでいてよかったな~としみじみ思うのでした。
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ア・ラ・フランセーズ フランス語学校
DATE : 2014.06.16