Bonjour! りょうこです。
先日、フランス人の友人の東京散策に付き合って、普段行くことのない御茶ノ水・神田エリアに行ってみました。
すぐそばにありながら、全く異なる文化のようで、しかしその源には意外にも共通点が少なくないのかもしれない?3つの名所をご紹介します。
1)まずは御茶ノ水駅から10分ほどのところにある、『ニコライ堂』という正教会の大聖堂。
photoはwikiより
残念ながら今は一般の拝観ができない様ですが、受入れが再開したら是非中を見てみたいです。
キリスト教は大きく分けてカトリック・正教会・プロテスタントとありますが、大きな違いはたくさんあります。キリスト教の歴史や中身を知る事は、今の世界を知る上でもとても興味深く、もっときちんと知りたいなと思っています。
何よりフランスの本当の歴史と今を理解する上では大きい!
↑ビザンティンスタイルの外観が、都心のJRとなんともな組合せです。
2)ニコライ堂から徒歩10分ほどのところに『湯島聖堂』があります。
徳川五代将軍綱吉が、儒学の振興を図るために建てた聖堂で、孔子が祀られています。
小さな敷地ですが、木々が生い茂り、静かな素敵な場所ですよ♪
先程の東方スタイルの大聖堂から、今度は中華圏に来たかのようです!
自分が生まれ・暮らす、アジアの文化ももっと知りたく、というより興味を持たなければいけないな、と反省しました・・・
3)そしてそこから5分のところに『神田明神』。
1300年以上の歴史をもつ、江戸時代には江戸の総鎮守として庶民から将軍様にまで親しまれてきた神社です。
私が行った時にはちょうど幼稚園の子供達がお散歩中で、門に構える像に向かって“おはよう~!”と大きな声で叫んでいました。なんとも微笑ましい、こんな風景が今の都心にあるんだ!!とほのぼのとした気持ちになりました。
お参りをする方々の中には、マスクを外している方もいて、
そうですよね、マスクをしたままご挨拶やお願い事をするなんて、失礼ですから!
↑開放的な境内からはスカイツリーが見えるという、東京らしい風景。
しかしここだけではありませんが、なんでも流行にのってアニメをくっつけるのは、私は残念でなりません・・・海外の方からは、“子供に向けてるの?”と聞かれることも少なくありませんが、“いや、違うんです・・・(^-^;”と事情を説明するしかありません。。。
東京に暮らして20年になりますが、私にとって初めての場所で、近いのに知らないところはまだまだたくさん。ひとつ一つもう少し深く知っていくと、見え方も変わるかもしれませんね。
海外の人と接する時に、自分の国の事もきちんと知り、説明ができることは重要であると常々痛感していることですが、まだまだ沢山のことを知りません。知っているつもりなだけだった、ということも多いです。こういうことを簡単なことから外国語で説明してみる、というのは語学の学習上も非常に有意義なことだと思いながら・・・
別の宗教や文化でも、それがどういう背景で取り入れられ、どんな影響を与えたのか?そんなことを紐解きながらその時代に想いを馳せる事は、楽しいです。
今回ご紹介したエリアは、上野の美術館からも徒歩で15分くらいの所ですので、美術館の前後に、時間があったら(そしてお天気がよければ)お散歩しながら東京発見も良いかもですよ。
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