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Cafetière italienne

みなさまBonjour ! こんにちは!
ゆみこです。

本日は、”cafetière italienne(カフェティエール イタリエンヌ)”についてお話ししたいと思います。
日本では、”直火式エスプレッソメーカー”というようです。

私はコーヒーが大好きで、今までは紙のフィルターを使って一杯ずつ入れていました。
この方法ももちろんおいしいのですが、
ときどき紙のにおいが気になっていたこと、
あと、フィルターを買い忘れることがしょっちゅうある!ということで、
棚の飾り物と化していた”cafetière italienne”をこの度、実用化致しました~~!

フランス語学校のブログ
(相棒のcafetière)

このcafetièreは、フランスを旅行した時にパリのヴァンヴの蚤の市で購入した一品。
今思うと、なぜあんな大枚をはたいて買ったのかわかりませんが、
あの時は、未だかつて目にしたことのない奇妙な形、 いえ、とってもかわいらしく私の目に映ったのですから良かったわけです。
使い方ももちろん知らなかったので、たどたどしいフランス語で店主に尋ね、
ものすごいスピードで説明されたのを思い出します。。。

ちなみに、世の中では、このタイプのcafetièreは1895年頃から使われていて、
その後、1908年に、紙のフィルターを使ったタイプが現れたようですよ。
私は紙タイプ(OR布タイプ)のほうが古いと思い込んでいました。

さて、おそらく、みなさんのうち何人かの方がすでに”cafetière italienne”を
使われていらっしゃるかもしれませんが、まだ使ったことなくて、
興味を持たれた方のために、簡単にご紹介させていただきます。

このエスプレッソメーカーは、3つの部品に分かれています。
フランス語学校スタッフ
(解体したところ)

左側の容器に水を入れます。
水が容器の半分程度だと、沸騰したお湯が上部へ上がっていきませんので、8分目以上は入れたほうがいいです。
そして、真ん中の漏斗のようなものに、コーヒー豆を入れます。
これがフィルターの役割をしますので、小さな穴が無数に空いています。
普通、cafetièreはエスプレッソ用なので、エスプレッソ専用に挽かれた豆がいいのですが、
別に一般のコーヒー豆でも構わないと思います。
ただ注意しないといけないのは、あまりに細かな粒子ですと、粒子が水圧に押され、
コーヒーの中に入り込み、舌触りの悪いコーヒーが出来上がってしまうということ。
豆を選ぶ際はどうぞお気を付けくださいね!

最後に、右側の取っ手のついた部分に、沸騰したお湯がフィルターと豆を通って
溜まってゆきます。

そして・・・写真のように直火に掛けます。
フランス語学校 恵比寿
(コーヒー作ってます!)

これはフランス人から聞いた話ですが、使った後は、洗剤で洗ってはいけないらしいです。
(理由はわかりませんが・・・)
私はこの言いつけを守って水ですすぐだけにしています。

豆にもよりますが、出来上がったコーヒーは、全体的にまろやかな感じが致しますよ!

”cafetière italienne”は、日本でも販売していますが、
イタリアやフランスの家庭で大切に使われてきた一品に、蚤の市で出会うこともあります。
もし、ヨーロッパの蚤の市にお出かけになるようなことがありましたら、
是非手に取って見てみてください。きっと買っちゃいますよ。。。

それではÀ la prochaine!

ゆみこ

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DATE : 2018.05.18