Bonjour りょうこです。
先日、一年の半分ほどをフランスで過ごされている生徒さんとお話ししていて、
音楽についてを色々と伺いました。
美術館やショッピングも良いですが、夜の時間をコンサートに行って有効利用するのがお勧めとか。
日本とは違うスタイルのクラシック コンサートに触れる事ができて、
有名なホールでなくても、街の教会や小さなコンサートホールでも、気軽に楽しい時間を過ごせるとのこと。
色々調べてみて、いつか生徒の皆さんにご紹介出来たらな~と思いました。
・・・と、そんな会話の中で、”ミュゼット”がフランスの楽器であることを知りました。
”ミュゼット”、皆さんはどんな楽器かご存じですか?
私は恥ずかしながら・・・アコーディオンだと思っていました!でも違いました(^-^;
正しくは”Musette de cour”と言って、バグパイプの仲間です。
こちら↓はいわゆるスコットランド伝統楽器【バグパイプ】
”吹く”楽器です。
photoはwikiより
一方で↓フランスのMusette de cour
ご覧の通り、(口では)吹きません!
16世紀末に誕生したこの楽器は、もともとは小型のオーボエスタイルでした。
それが18世紀頃、宮廷音楽に多用されることで高級化して、形が変わっていったそうです。
右腰にコードで取り付けられた蛇腹を開閉することで風を送り、音が生まれます。
(=ほぼアコーディオン!)
分解図を見ると、様々なパーツに分かれているのが判ります。
まるで人体の様!?
この楽器に興味を持って色々とリサーチしてみると、
フランスで古楽演奏の活動をしている方々の動画を見つけました。
動画はこちらより
こちらはフランスの方ではなさそうですが、綺麗な音色が聴けます。
動画はこちらより
中世にタイムスリップしたかの様です!
日本でも聴ける機会があるかな??あれば是非行ってみたいです。
その生徒さんとは、ちょっとしたきっかけから音楽のお話しになったのですが、
色々と教えて頂き、そして知らない事がたくさんあって、とても楽しいひと時でした。
2025年も、知らなかった”フランス”をたくさん発見して行きたいです(^^)
※Musette de cour のphotosはwikiより
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