Bonsoir そのこです!
先日、同級生がアートブックを出版しまして、その原画展に行ってきました。
フランス在住の田中麻記子さん。
岡本太郎芸術賞を入選したこともある画家さんです。
2013年に文化庁新進芸術家海外派遣制度の研修員としてフランスに渡り、
1日1枚ドローイングしていた中から、食べものを題材にしたシリーズが生まれたそうで、
それが一冊の作品集として出版されました。
ヨーロッパでは、フードアートが人気のようで、
実際食べられる作品はもちろん、食べものが描かれたものも好まれるそう。
彼女のパリでの作品展もとても喜んでもらえたそうです。
わたしは、彼女が描く繊細なペンシル画や夢の中のようなパルテル画が大好きで、
東京で個展をしていた時は、必ず観に行き楽しませてもらっていました。
すごく迫力ある油彩の作品も発表していますが、
このアートブックは、それとはまた別でゆるやかな線で、
食べることが大好きな彼女が、ユーモアたっぷりにかわいくお料理や食材を描いています。
『綺麗な料理を目の前にすると、お皿の上で、妖精が飛んでいる幻影を見る』
そうして描かれた作品たち・・・
観ていて思わずにっこり笑みがこぼれます。
(原画はさらに色が美しいので、観てもらいたかったのですが、原画展は終了してしまいました・・・)
フランスに戻った彼女がまたどんな作品を描くのか、
友人としてもいちファンとしてもとても楽しみです!
アートブックは学校に置いておきますので、
是非ご覧になってくださいね!!