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la crèche de Noël

Bonjour c’est Fred,
こんにちは。フレッドです。

クリスマスが近づいているので、先日教室にツリーを飾りました。
今日はla crèche de Noëlの話をしましょう。

クリスマスの時、フランスではcrèche de Noëlというキリストが生まれたシーンを小さい人形で再現する伝統があります。
もちろん、この場面を表す絵も大昔からあります。

フランス語学校、クリスマス、キリスト教
Photoはこちらより 
Google imageにcrèche de Noëlという単語を入力すれば、たくさん見ることができます。

Les santons de Provenceという人形は一番有名ですが、1月6日のl’Epiphanie (wikiはこちらから)の時に食べる、
今では日本でもおなじみのla galette des rois (wikiはこちらから)の中にもこういう人形が隠されていることがあります。

フランス語学校、クリスマス、キリスト教
les santons de Provence
photoはこちらより  

フランス語学校、クリスマス、キリスト教
la galette des rois
photoはこちらより

キリスト教では、キリストは唯一の神様です。神様は人間の形を借りることにしました。
生まれるために、裕福な夫婦ではなくて、あえて貧しい夫婦を選んだわけです。
キリストが貧しい夫婦・旅の途中で生まれる・馬小屋のような所・そして寒い季節を選んだ理由はいくつかあります。
キリストは話しながら、弟子たちにいろんなことを教えましたが、言葉よりも自分の人生そのものを教えとしました。

ですので、この貧しい夫婦や厳しい生活でいくつかの善徳を表そうとしました。
一つは貧しさです。
キリスト教では貧しさは善徳の一つです。つまり物に対して欲望を持たないことです。
清貧という言葉が当てはまるでしょうか。
もう一つの善徳は謙遜です。キリスト教において、一番大事な善徳です。
自分は神様なのに、一番低い立場をあえて選びます。名誉を求めたのではなく、あえて見下される立場を選びました。

La crèche de noelを見る時に、この二つの善徳の大切さ、大事な教えを思い出しましょう。
仏教の教えにも通じるのではないでしょうか。

フランス語学校、クリスマス、キリスト教
教室の玄関に飾ったツリー


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DATE : 2017.11.25