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Le survivalisme とは 〜防災の日に〜



Bonjour, フレッドです。
 
先週から生徒さんから頂いた質問にお答えしていますが、
今日は日本では防災の日なので、それにちなんだテーマで書きます。
(生徒さんからのQ&Aの続きは今週から来週にかけても行ないます!)

2011311日の震災前日の310日、月に2回の講師達のレベルアップのための研修会議の最後に、私は講師達にこう言いました:

念のため、
   水と食料を沢山買っておいて
   銀行から貯金の一部をおろして
   何かあった時の心の準備も必要    などなど・・・

もちろん、翌日大地震が来るのは想像もしてなかったです。いつかおとずれるであろう経済危機に向けてという意味でした。
1970年代からのドルに基づいたシステムは近いうちにさらに悪化するのではと予想していました)

この危機については今でも想定していますが、震災の後、ATMの一部は使えない状況にもなり、水などの生活必需品は品薄になったものもありました。原発事故により東京の水は放射能が懸念された時期もありました。大きな天災や事故・事件の後にはこのような混乱は必ずあります。

自分も含めてですが、国籍に関わらずほとんどの人は、自分の家の冷蔵庫に食料が残っていれば、前述のような“念のための準備をする”ということに耳を傾けないでしょう・・・

震災後のATMが使えなかったことについても、故障が原因だと信じたい人はどうぞ、けれども、私は故障が原因とは思わなかったです。なぜかというと・・・それは知ってる人は簡単に想像がつく事でしょう。
 
日本ではフランスと違って、先月の広島の大災害のような土砂崩れも多くて、
その上地震や台風も多い国なので、念のための緊急時のリュックを準備した方がいいと思います!

結局役に立たないことも多いかもしれませんが、それでも、やった方がいいです。日本のことわざにもありますよね。“備えあれば憂いなし”
フランス語にも同じようなことわざがあります:
 ”Il vaut mieux prévenir que guérir.”

私はこれからも経済の悪化は続くと思います。数年後、今の世の中の顔はだいぶ異なると思っていて、外国語を覚えることも準備の中にも入ると思いますが、
今日は紹介したいブログがあります。


今、アメリカのドルを使いたくない国が増えていて(ロシア、中国など)アメリカの人口は300,000,000人ですが、その6分の1、つまり50,000,000人はスタンプフードを貰っているぐらい、大変な危機に陥っています。

アメリカでsurvivalismeという社会現象がおきています。
アメリカの文化の中にそういう傾向あるかもしれませんが、アメリカに住んでいるあるフランス人がsurvivalismeについてのブログを何年前からしていて、万が一のため、いろんなアドバイスをビデオでしています。
中にはアメリカだから、銃の選び方などのビデオもありますが、アメリカでは普通なので、そこだけはフランス人や日本人にとってひいてしまうところですが、ガーデニングやパン作りのアドバイスなど、私は時々とても興味深く見ています。

Survivalismeとは、万が一何かが起きた時、国家(自治体)が助けにこない場合、自分で何とか生き延びるべくやらなければいけませんし、困っている人や家族が近くにいたら、どうやってその人に役に立てるかについて、いろんなノウハウを勉強します。

彼のビデオは200本以上youtubeにアップされていて、フランス語で話しています。

日本語でもそういったブログがあればいいなと思っています。絶対いい社会現象になって、災害時により多くの人が助けられるでしょう。

皆さん念のため、万が一に備えて、とりあえずリュックの中にランプ、水、食料、マスク、タオル、ラジオなどなどを用意しといて下さいね。私は昨日、渋谷の東急ハンズに行きましたが、災害の時のためのグッズをたくさん売っていましたよ。

私の緊急事態用のリュックの中身の一部を写真に撮ってみました:



これだけでは十分でありませんが、皆さんも是非リュックに入れるものを考えてみて下さい。


DATE : 2014.09.01