みなさまBonjour ! こんにちは!
ゆみこです。
今回は、フランスのチャリティ団体”Les Restaurants du cœur(通称:Les Restos du cœur/心のレストラン)”
についてお話をしたいと思います。
(Les Restos du cœurのロゴ) ※写真はwikiより拝借
このアソシエーションは、1985年にフランス人コメディアンColuche(コリュシュ)によって設立されました。
ボランティア活動と寄付金により食べることに困っている人へ料理を提供するのが主たる目的でしたが、
活動内容はそれだけに留まることなく、今では、住む場所の無い人へ臨時の住居を用意したり、
学習支援や職業訓練の場を設けたりと幅広く活躍するフランスでは大変有名な団体です。
(設立者のColuche氏。残念ながら設立の翌年、バイク事故で亡くなりました。)
※写真wikiより拝借
この存在を知ったのは、フランスで生活をしていた時にスーパー(Monoprixモノプリ)で目にした光景がきっかけでした。
買い物中の方達が、自分の買い物カゴに缶詰など消費期限の長い食料を入れ会計を済ませると
すぐ近くにいた団体のボランティアの方へそれを渡していたのです。
その後、その渡された食料は、困っている人達のもとへ届けられます。
そして、今回なぜこの団体について書こうと思ったかといいますと、
先日、図書館で本を物色していたら
見覚えのあるロゴ(photo1)が突然目に入ってきたことに加え、
これまた先日、当校の上級クラスで取り上げた記事のテーマ(講師がいつもチョイス)が、
偶然にもこの団体だったということです!こんな偶然ありますかー?!
(本の表紙。イラストはプチニコラで有名なSempéが描いています。)
私が借りたこの小説”13 à table!”は、13名の作家の作品により構成されています。
(”à table”は”ごはんよ~席についてね~”という意味)
表紙には、団体のロゴが印刷され、
さらに、<この本の購入により、4食分の料理が提供できます>と書かれています。
こちらの本は2018年版で、2014年から毎年刊行されています。
過去3巻による販売で、2,700万もの食事が提供されたそうです。
もちろん、この本もボランティアによって生み出されます。
彼らの活動を改めて認識し、ふと立ち止まって考えた時、どんなことでもひと時の盛り上がりで終えるのではなく、
関心を失わないず継続することの大切さを改めて思ったのでした(フランス語学習もまた然り)。
Les Restos du cœurのHPはこちら
それでは、à la prochaine!
ゆみこ
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