Bonjour c’est Fred,
ブログがgoogleに削除されないように、一番書きたかった事をあきらめるしかありませんが、
今回のテーマはぎりぎりいけると思って、書いてみます!
私と同じ数字が苦手な人でも是非読んでみて下さい。
とても面白くて、そこからまた世界が広がるでしょう。
これもNovlangueと言えるでしょうか?
今日は永久的な(いや100年毎でみて?)経済成長というのはありえるかどうかを数学から見てみましょう。堅い話ではありませんのでゲームのルールを読む感覚で読んでみて下さい。
もしかして、経済成長という単語もnovlangueであるかもしれません。。。
数学のお陰で、毎日政治家やマスメディアが話している経済成長とはありえない概念であることを証明してみましょう。
王様から、代わりに何が欲しいかと聞かれた時、商売人はこう答えました:
“チェスの最初のマス目(case)に麦の粒を一つ、隣のマス目に2つ、さらに隣4つ、その次に8つ・・・最後の64目まで倍ずつ増やしていきその数の麦粒を欲しいです”(上のイラストを参照)
それを聞いた王様は:“な〜んだ!?それだけか!?”と驚いて、
もっと高いものが求められるだろうと思っていたのに、商売人の希望なので仕方がないと思って従いました。
そうしたら、15目のマス目で16,384 粒になって、21目で100万粒以上、
40目で10億粒以上、64目になる前に国の麦の在庫はなくなりました!!!
というお話。
つまりチェスボードにのせなければいけない麦粒はその生産の2800倍以上もの量だったのです!
(ここで挙げる参考サイトはフランス語ですが、以外と難しい単語が少なくて
皆さんにも比較的分かり易いと思います。頑張って読んでみて!)
ある台所にその麦を保管しようとしたら、その高さは地球と月の距離の51倍の高さになったそうな!!!!!!そんなバカな!?
地球にあるすべての麦さえ全然足りないってことです!
この話は指数関数(fonction exponentielle)のことを表しています。人間は指数関数のことが見えないと言われていて、この上の例でよくおわかりになったでしょうか?
では、私達の日常生活とどんな関係あるか?
毎日のように、スペシャリストと言われている政治家、メディア、経済の専門家に経済成長の話されていますが、では実際にある国または世界の経済は、例えば2%の成長を毎年達成することができるのでしょうか?
まず、2%の成長はどんなカーブでしょうか?このグラフィックを見ましょう:
これを見てもわかるように、さっきの麦の粒のカーブと同じ急に縦に上がります。
しかし、世の中のrichesseは限られていて、使えば使う程なくなっています:
richesseとはオイル、鉄、ガス、charbon、ウラン、などなどの資源。
このページも見て下さい。
これが経済においてどんな意味を持っているか考えてみましょう。
さて、長年にわたる経済成長はあり得ることでしょうか?それともありえないことでしょうか?
つまり、これもnovlangueなのでしょうか?!
経済成長は2%と言われている国、または目指している国はどういうことかというと、
経済成長と同時に資源は減る訳ですから、経済を成長するもの(させるもの)として考えるのは大間違いで、壁に向かっているというプランにしか見えないです。
現在、アメリカなどは無からお金を作っていますが、限られている地球に無限のものを作る何てあり得ないので、今の世界経済システムはそのまま永遠に続けられません。
アメリカなどのトップの人たちは(テレビに出している人物ではなく)、指数関数などの基本的な数学くらいはもちろんよーく分かっています。。。。。。あとは皆さんが考えてみて下さい。
また今度、別のテーマについてnovlangueの新しい例を探しておきます。楽しみにしていて下さい!!!
☆おまけ☆
このゲームをしてみてください!
マス目に乗る数がどんな風に増えていくかが分かります。
例えば子供に
①1000円の小遣いが欲しいか、
②マス目に倍々ゲームで10目まで載せた1円玉の合計が欲しいかを聞いてみると
どっちがいいというでしょうか?
②の方が23円多くもらえます!
このページにマス目毎の数と、累計していく数の表があります。
********************************* 東京都 恵比寿・代官山 ア・ラ・フランセーズ フランス語学校