みなさんこんにちは!
暑い暑い夏も過ぎ、いよいよ秋ですね。
フランスの秋の風物詩と言えば葡萄の収穫(vendange:ヴァンダンジュと言います)があります。
ワイン用の葡萄は、私たちが普段食べるような葡萄と違い、
甘みも酸味もぎゅっと濃縮されたような味わいです。
この葡萄をジュースにし、醗酵させるとワインになっていくのですが、
フランスにはこの葡萄を、秋ならではの楽しみ方があります!
ワイン用に絞ったぶどうジュースがワインになる前段階で飲むことができるのです。
収穫祭として各地でお祭りが行われ、そこで飲むこともできますし、
スーパーにも瓶詰めされて売っています。
それが、「Vin Bourru(ヴァン・ブリュ)」というものです。
このヴァン・ブリュは葡萄が酵母によって醗酵する途中のもので、
少しだけアルコールも出てきていますが、殆ど感じさせません。
葡萄のうまみがぎゅーっと詰まったジュースなのです。そして、微発砲が感じられると思います。
瓶詰めにされて売っていますが、瓶の中でもまだまだ発行し続けているので、栓がしてありません。
アルミホイルなどで軽くふたをしてあるだけなので、スーパーで買った際には気をつけておうちまで持って帰らないと、こぼれてしまいます。
葡萄が収穫されてから2週間ほどしか売られていないので、
この時期になったら気をつけてチェックしていないとあっという間に無くなってしまいます。
秋ならではのフランスの楽しみです。
この時期フランスへ行かれる方はぜひ試してみて下さい!
(ワインの産地にしかないかもしれません・・・)
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ア・ラ・フランセーズ フランス語学校