ハイブランドには縁がありませんが、美しいものを眺めるのは大好きです(^^)。
クチュールの繊細な職人の世界が好きな私は、美しい細工が施される工芸品にも興味があります。
ジュエリーもその一つ。
ふと代官山の駅で、フランスの高級ジュエラー(haute joaillerie)の1つ、 ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)の
“LIGHT OF FLOWERS ハナの光” というエキシビションのお知らせを目にし、先日早速行って参りました。
このエキシビションは日本人華道家さんとのコラボレーション。
フランスの宝飾と日本の華道を”花”と“光”で演出するやわらかい空間でした。
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ヴァンクリことヴァン クリーフ&アーペルと言えば、
四つ葉のクローバー(trèfle)がモチーフのアルハンブラ コレクションは
皆さんも一度は↓見た事があるのではないでしょうか?
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このようにヴァンクリではクローバーをはじめとして、
様々な花からインスピレーションを受けて、それらに”オマージュ”を捧げています。
この『オマージュ』という単語、中世フランスの騎士道精神から生まれたと言われている『hommage』が用いられていることをご存知でしたか?
敬意・尊敬・栄誉などを意味し、既にあるものへのオマージュを別の新しい何かに込める、という感じでしょうか。
こちらのエキシビションでは、展示されているヴァンクリは少数ですが、
繊細な細工が美しい工芸品も紹介されていました。
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(↑漆を用いた歴史を語る作品も!)
モチーフに”花へのオマージュ”を込めるように、
制作の技には多くの”受け継がれる職人技へのオマージュ”がふんだんに込められているようでした。
新しく創り出されるもの全てには”過去へのオマージュ”が何らかの形で含まれているんだな・・・と、未来を作り出す”今”の大切さを再認識したエキシビションでした。
5/9まで代官山の蔦屋のギャラリーで行われています。
サイトはこちら
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無料ですが予約制ですので、興味がある方はチェックして下さいね。
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