三菱一号館美術館で開催されている
『パリ♥グラフィック ロートレックとアートになった版画・ポスター展』を観に行きました。
19世紀末パリ、それまで情報伝達や複製の手段でしかなかった版画は、
トゥールーズ=ロートレックや前衛芸術家たちにより絵画と同じく芸術の域にまで高められ
グラフィック・アートの原点を築き上げました。
またそれらを収集する愛好家も出現しました。
そしてその時代は消費や歓楽、遊興といった大衆文化が人々に広まり、
街中や劇場内のポスター、本の挿絵などのグラフィック・アートが身近になりました。
そのように芸術は愛好家たちだけのものではなく、より幅広い人々が日常的に享受できるようになっていったのです。
みなさんも観たことがあると思います、こちらの作品。
なんと写真撮影ができました!実物、大きかったです~
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他にも写真撮影OKの作品がいくつもありました。
こちらは、ジャン=エミール・ラブルール作『洗濯』の版木。
下絵、版木、版画が残されている作品は珍しいそうです。
隣に下絵の展示があり、版画は別のスペースでシリーズで展示されていましたよ。
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関連書籍を閲覧できるスペースやフォトスポットもありました。
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見どころいっぱいの展示でした。
美術館もすてきなところでしたよ!
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こちらの展覧会は1月8日まで開催されています。サイトはこちら(なんと年始は2日から。)
みなさんも作品を観に行って19世紀末のパリを感じてみてくださいね!
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