先週のゆうこのブログに引き続き、今日も美術館がテーマです!
先日、国立新美術館で開催されている”ルーヴル美術館展”に行ってきました。
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こちらの展覧会、
古代から続く芸術の中にある”肖像”にスポットをあて、
時代によってどんな風に、どんな人たちの”肖像”が描かれ
人々に受け入れられてきたのか、というのがテーマです。
時の権力者である場合や、社会的影響を与えていたアイコン的な人々を描いたもの、などなど…
今の時代に照らし合わせながら鑑賞すると、とても面白いです。
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作品画像はルーヴル美術館展HPより
自分の富や地位を示すために自らが被写体になる人、
ある人々の力や人気を利用し、影響力を広めたい場合、
そこには思想を広げたりイメージを植え付けるための様々な工夫があるように感じました。
そんな”芸術の本当の目的”を考えながら鑑賞する一方で
見とれてしまったのは、一つひとつの作品の技術の素晴らしさです。
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作品画像はルーヴル美術館展HPより
今の時代はこんなに”便利な”世の中なのに、
昔の人々が造った彫像や描いた絵画の驚異的な技術。
そこはどんなに時が経ても変わらないものなのだな、とただただ感心してしまいました。
是非実物をご覧になって下さい。
さて、時々当校のブログにも登場しますが、”企業やブランドが芸術を支援する”というメセナ。
これはフランス語のメセナ(=mécénat)がそのまま使われているんですよ。ご存知でしたか?
今回のこの展覧会の主催者である日本テレビは、
まさにメセナとしてルーヴル美術館の支援に携わっています。
見えないところで、
実に多くの芸術的な活動が企業とつながっているんですね。
ルーヴル美術館展は9/3まで開催しています。
サイトはこちら
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