去年の今頃、当ブログ(記事はこちら)にてご紹介した半・分解展が、今年も開催されましたので行ってきました!
『半・分解展』
HPはこちら ・ twitterアカウント@rrr00129
2022年4/13(火)~ 26(月)
渋谷区文化総合センター大和田「大和田ギャラリー」
100~200年前の西欧の衣服や、縫製をほどいて解体したパーツ、そこからおこした型紙などが展示されています。



当時の衣服を触ったりめくったり、着る事もできる素敵な展示会です。

↑これは18世紀後半とされるストマッカー。
(19世紀半ばに製作されたレプリカかもしれないという解説が添えてありました)

↑逆三角形に見えるこのドレスの胸元に当たる部分です。
これはなんとコルセットにピンでとめるのだそうです!ピンがとれたり体に刺さらないか心配ですが、その都度縫うより確かに手軽で身体によりフィットしますよね。
刺繍が本当に繊細です。ルーペで覗く事が出来るので、職人さんの手仕事を堪能できます。
そして裏を見ると住所と店名らしき文字が・・

Mme. Ludinart,
129 Faub S. Honoré PARIS
と、書いてあります。
調べてみるとどうやら19世紀後半頃のクチュリエのようです(なのでやはりレプリカかもしれませんね)。
Googleマップで確認すると今はレストランになっているようですが、色々探しているうちに20世紀初頭のfaub st Honoré paris通りの写真も見つけました。

photoはこちらのサイトより
パリは通りの名前と番地で場所を特定できるのがいいですね。
当時に思いを馳せるのも楽しいです。
洋服に興味がある方だけでなく、歴史好きや、フランス革命前後のミュージカルが好きな方なども楽しめる企画展だと思います。
チケットをお持ちの方は何度でも入れます。
お時間ある方は是非!
ではまた!
*********
twitter・instagramもよろしくね♪
BLOG TOPはこちら