冬休みに「印象派からその先へ 世界に誇る吉野石膏コレクション展」
を観に三菱一号館美術館へ行ってきました。
入口でルノワールのパステル画の青い眼の少女が微笑みます。
「やさしくなれます」の文字・・・それだけで高揚!
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建材メーカーとして知られる吉野石膏株式会社が所蔵する、日本有数の近代西洋美術コレクション。
この展示では年代順に鑑賞することができます。
19世紀後半。パリ近郊のバルビゾン村に住み、身近な自然や田園の風景などを描いた画家の一派、
バルビゾン派のカミーユ・コロー(Jean-Baptiste Camille Corot)の作品から始まります。
コローの「浅瀬を渡る山羊飼い、イタリアの思い出 Le chevrier passant une riviere a gue. Souvenir d’Italie」という作品がありました。
思い出(souvenir)は1850年代よりコローが使用し始めた言葉だそうですよ。
モネ(Claude Monet)の作品もいくつかあり、睡蓮など水面を描いたものももちろん美しく魅了されるのですが、
今回は、「サン=ジェルマンの森の中で Sous-bois dans la foret de Saint-Germain」 という作品にとても惹きつけられました!ずっと観ていたい!!
フォトスポットにその作品があったので撮りました。
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わたしはピンクと緑の組み合わせが好きなのですが、
ドガ(Edgar Degas)のパステル画はまさにそのカラー!
「踊り子たち(ピンクと緑) Danseuses(Rose et Vert)」
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こちらの写真もフォトスポットにて。
『ドガはパステルの名手として有名。
踊り子の肌やチュチュにあたる照明の反射を白色のパステルで効果的に描いている』
そうです。
パステルは粉末の顔料を粘着剤で棒状に固めているので色を重ねても混色しないのです。
最後はシャガール。
夫はシャガールが好きなので、まだかまだかと思いながら進み、最後にたっぷりと満喫したようです。
9歳の息子は今までは違い、絵を「鑑賞」していたので、成長を感じました。
シスレーやユトリロの絵が好きだと言っていました。
こちらの展示は、1/20まで。是非足を運んでみて下さいね!
サイトはこちら
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シスレー表紙の図録。
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