フランスといえば有名なファッションブランドが様々ですが、その中でも日本にもファンが多いLouis Vuitton。
”旅するルイ・ヴィトン”展というイベントに先日行って参りました。
私自身、ブランド物にはあまり興味がありませんが、
職人の技というか、大切に持ち続けられるような物づくりに興味があります。
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車・船・列車そして飛行機・・・時代を経て、
どんな旅にもその用途に合わせたトランクがオーダーメイドされてきた様子に、色々考えてしまいました。
豪華客船の旅のお伴になるトランクから、冒険先で野宿に有効活用できそうなものまで。
展示を見ていくと、当時のブルジョワ層の旅に対するこだわりをひしひしと感じました・・・
さて、日本にいたら誰もが目にする有名なモノグラムの柄。
昨年奈良で正倉院展が行なわれた際にちょっとした話題になりました。
琵琶の柄が・・・ルイヴィトンみたいです!
ヴィトンのモノグラムは、ジャパニズムがブームだった頃に日本の家紋からインスパイアされているとのこと。
様々なデザインのルーツを探ってみると、
全く違う国のものからヒントを得ていた!なんてものも少なくなさそうですよね。
さて、”職人の技”に戻りますが、世の中エコとか言いながら、市販のものは、昔に比べるとその寿命もあえて短くなるよう作られている気がします。
そんな中、私にとってヴィトンのトランクをという訳には行きませんが、
ただただ新しいものに買い換えるのではなく、 修理をしながら数世代にもわたって使い続ける、使い続けられる事ってとても素敵だと思います!